#恋ボク 執筆裏話 12話 〜編集会議③:読書しろと雑談チャット〜

5月中旬のキックオフMTGから編集会議は合計6回あった。 ①5/18 @新宿吉本興業②6/1 @恵比寿NDP③7/9 @渋谷hive(べるお小部屋)④7/31 @九段下techouse⑤8/14 @六本木east ventures⑥10/2 @九段下techouse 2003年ごろに片手間で「ショートカット辞典」みたい…

#恋ボク 執筆裏話 11話 〜編集会議②:何で「恋愛」が入っちゃた?〜

相田みつをさんや水野敬也さんをパクる僕の「手抜き戦略」は見事に頓挫した。吉本興業さんの「原作発掘プロジェクト」に則り、ちゃんと「原作」を作らなければならなかった。 まずは2017年にバズった「YahooBBのハナシ」と2018年に大賞をとった「惣菜屋のハ…

#恋ボク 執筆裏話 10話 〜編集会議キックオフ〜

本格的に書籍化に動くことになった。沖縄珍道中から1ヶ月後の5月18日に初めての「会議」が行われた。再び吉本興業本社を訪問する。僕とstorys清瀬さんと吉本興業T山さん計3名でのキックオフだ。 まず、僕の冒頭演説から。 「そもそも、最近の人って本なんて…

#恋ボク 執筆裏話 9話 〜沖縄にめんそーれ〜

観光客もまばらで自然に囲まれた「鞍馬山」はとても神聖な場所だった。 川のせせらぎを聴きながら森の中をひたすら進む。木々に囲まれて山を登る。人の声は聞こえず、鳥のさえずりと風の音しか聞こえない。心が随分と洗われて、まるで生まれ変わったような気…

#恋ボク 執筆裏話 8話 〜京都においでやす〜

2018年3月20日に大坂で「人生で一番美味しかった牛肉」を食べてから1ヶ月が経過しようとしていた。「大賞になるかもしれません」と高級料理店の耳元で囁かれたものの、その後、一向に正式な連絡はなかった。 芥川賞の結果を待つ太宰治かのような、神妙な心持…

#恋ボク 執筆裏話 7話 〜人生で一番美味しかった牛肉〜

「去年はヤフーBBの話でバズったので、今年も何か違うネタで書いてみますよ。改めて株主にもなったし」とstorys清瀬さんに対して、意気揚々と執筆を宣言していた。 締切が2018年2月だった。僕はモスバーガー東高円寺店や日本橋コーヒービーンズ喫茶店にて、…

#恋ボク 執筆裏話 6話 〜別件で吉本興業さんと。もろもろ。〜

傷心のIVSdojoから年が明けて2018年1月12日。storys清瀬さんと某出版社部長さんとの第2回神楽坂ランチが催された。 ランチの議題は「吉本興業さんが今度社会貢献系のプロジェクトを立ち上げるので、それに賛同してくれそうなスタートアップ企業はいないか?…

#恋ボク 執筆裏話 5話 〜IVSdojo(金沢)でのスベり始め〜

翌日に「質問箱というサービスをジラフが買収した」というニュースが出た。「何だよ、ほぼ決まってるディールに対して、更に上値を探るようなメッセじゃねーかよ!」と突っ込もうとしたけれど、清瀬さんもエンジニアに頼まれての単なる「伝書鳩」っぽかった…

#恋ボク 執筆裏話 4話 〜storysリニューアルへの恨み〜

2017年7月。清瀬さんが自ら起業してstorysを引き続き運営する方向になった。 1010株式会社。 まず読み方が分からなかった。「じゅうじゅう」と読むらしい。 当初企業への事業譲渡の方向で動いていたが、紆余曲折あって、ずっと運営者だった清瀬さんのやりや…

#恋ボク 執筆裏話 3話 〜エムグラムとクイズ大会〜

2017年2月。storys清瀬さんとの初面談のあと、ちょくちょくメッセージのやり取りをするようになった。それから1ヶ月ほどたったある日「今、少しだけお電話してもいいですか?」と電話をかけてきた。 僕は電話が嫌いだった。会議中とか出られないし、履歴残ら…

#恋ボク 執筆裏話 2話 〜清瀬さんとの出会いは芝辻さんキッカケかもしれない〜

2017年の年初に書いた「【2001年】孫さんとの思い出(YahooBB立上げ)」が軽くバズった。周囲の人からも「あれ、面白いっすね」と言われた。 関与先の一つであるイラストマンガ制作の「フーモア社」(https://whomor.com/)の芝辻さんから、「須田さんの話、…

#恋ボク 執筆裏話 1話 〜ストーリーは突然に〜

僕は公ではブログとかも書いてないし、書くこと自体「かったるい」と思っていた人種だ。 「storys.jp」というサービスは2012年の年末頃にツイッターだかfacebookだかで知った。「インキュベイトファンドの和田さんとANRIのアンリさんが投資してる会社だ」と…